第１１回　錦江湾カップ　春の陣

開催日時

２０１８年１１月４日（日）

表彰

優勝　あんたが鯛賞

新村　光健 ３２.１ｃｍ

春の大会の覇者として、二連覇を狙って挑もうと気持ちはありましたが、
二連覇などそんなに簡単でもないとは、バスフィッシングを通じて嫌という程
判っていたので、今回も、参加者と楽しく、１日が過ごせれば良いかなと思い、
しかし、考えてみれば、常連さんが仕事で１０名ほど来れないとのことだったので、
過去最少参加人数だったので、確率的には、ありえないと思いつつ、大会に参加した。

絢美丸船長様から、一週間ほど前連絡があり、他の釣りが忙しくて、ひとつテンヤに
行けていないとのことで、１０月半ば頃までは良かったが、月末にかけて、釣れなく
なってきていて、最近の情報が判らないと言われ、浅場も釣れず、前回の浅場も
釣れていないようで、深場でポチポチしか釣れないとのこと。

まぁ、自然相手だから仕方ない、船長の経験でポイントを信じて任せるしかないと
スタートした。　
深場からのスタートだったが、反応が悪い、今回、昔頼んでいた熊本の車海老業者様
が、また、エビの取り扱いを再開されたので、当日の朝、港まで持ってきてくれた。
サイズ、活きとも過去最高の活きエビだが、アタリがない。

ポイント移動して、３０ｍラインに移ってもらったら、初めて参加、一つテンヤ釣り
は、初めてという今回の協賛店・別府釣具店の宮本氏が一人だけ面白いように掛ける
もともと磯釣り師で、他の釣りもうまい、そして、何よりレバーブレーキのリールの
手さばきが完璧、しかし、鯛ではない、毎回大分から参加の今村氏も、錦江湾カップ
でただ一人２度の優勝をしており、自宅前の海で１００枚近い鯛を釣ってきた実力を
見せつけ、掛けるが同じく鯛ではない。

鯛もポツポツ上がるがとにかく、検量サイズの２５ｃｍを超えない、同船の初参加者
の伊與田氏が、少しましなサイズを釣りあげ、案外そのサイズで優勝かもと笑いなが
ら釣り続けたら、私に少しましなサイズが上がった、しかし、先ほどの伊與田氏より
は小さいかもと思いつつ、何気なしにクーラーにキープ、そんなこんなで、過去にな
いほど渋い大会となり、タイムアップとなった。

検量の準備をするが、みんな明るいけど、釣れなかった明るさなのか、検量に持ち
込んだのは、６名ほど、後は釣れたのだけどサイズが足りないので、検量はパス。
２５ｃｍ以上で数ｃｍの争い、伊與田氏が検量するが、３０ｃｍいかない、
「うん」ひょっとして、私のが大きいかもと思い、検量したら、なんと唯一
３０ｃｍオーバー、３２.１ｃｍで、嘘のような大会史上春・秋の二連覇運を達成。

みんなが祝福してくれるが、なぜか笑いしかない、誇れないサイズの優勝魚、運営
側の人間なので、出来れば表には出ないほうがいいのだが、こればかりは、腕でな
く、運が味方してくれた。
あと、先日のバストーナメントで、大会レコード更新、二度と破れないのではとい
う、５匹８,６６５ｇというとてつもないウェイトが出て、そのツキもあったのかも
しれない。
レコード更新、二連覇と今年の釣りは、釣行、釣果が少ない割には、素晴らしい
結果だけはもたらしてくれた。　年賀状の作成も楽しみだ。

そんな大会では、ありましたが、参加して楽しく盛り上げてくれた参加者様、
初めてで、いい思いはなかった方もおられたと思いますが、また、よければ
来年以降も参加して頂ければ幸いです。

皆様のおかげで優勝できました。
ありがとうございました。　

しばらくは、チャンプ新村と呼んで下さい。
三連覇狙いますよ。(笑)




今回の使用タックル

ロッド　：　特注　ＣＢＳブランク　錦江湾ひとつテンヤスペシャル　２５０Ｈ
　　　　　　ダイワ新製品　紅牙 テンヤゲーム　ＸＨ－２４０・Ｖ

リール　：　シマノ　１４　ＳＴＥＬＬＡ　３０００ＨＧ
　　　　　　ダイワ　紅牙　ＭＸ　２５０８ＰＥ－Ｈ
　　　　　　　　　（ヘッジホッグ　フルベアリングチューンド）　　

ライン　：　Ｇｅａｒ－Ｌａｂ　ＥＸＸＡ　Ｘ８　０.３号　３００ｍ

リーダー：　シーガー　船ハリス　１.５号　１０ｍ

テンヤ　：　シマノ　炎月　一つテンヤ　８号チャトリュース、
　　　　　　ゴールドにグリーンの目玉　５号
　　　　　　釣玄房・真鯛王テンヤ　６号オレンジ、
　　　　　　みっちゃんカラー　イエロー／オレンジ

ノット　：　株式会社ファジー製　かんたんリーダー結びにてのＰＲノットでの最強
　　　　　　の結束。

エ　サ　：　活き車海老（過去最高の状態とサイズ、しかし、６０尾ほど余り、
　　　　　　　　　　　　半分冷凍、少しボイルにて食す。）

うまかった鯛賞

木村　慎吾 １０枚

大会前までイメージトレーニングはバッチリでしたが、
始まってみるとウ～ン。
自然が相手なので致し方ないとはいえ、遊漁船で差が
でたのは今後の課題になりますね。

朝一投めから着底後、即底切り、巻を入れながらの
３シャクリ、そのあとフリーフォール、着底と同時に
チャリコヒットの繰り返しでした。

４０メートル以上が８割で、浅場に行ってもタックルを
持ち替えるのがメンドウで（どげんかなっじゃろ）と
いうことでずっと10号で攻めてました。

今回は新村さんの連覇を許した結果になりましたが、
春には２度目の優勝を獲りにいきます。

お疲れ様でした。


今回の使用タックル

ロッド　　　シマノ炎月ひとつテンヤ　２５５ＭＨ

リール　　　１５ステラ　Ｃ３０００ＨＧ

テンヤ　　　貫撃テンヤ　１０号　オレンジゴールド

ライン　　　剛戦ジギング８ブレイド0.8号

リーダー　　なんとか炎月３号４.５メートル

エサ　　　　活き車エビ

愛車　　　　ニッサンキューブ（ガンメタ）

趣味　　　　パチンコ　競馬　釣り　嫁いじり
　
座右の銘　　どげんかなっじゃろ。

がんばっ鯛賞

福﨑　寅矢（ともや）　　８歳（小学２年生） 　　鯛２枚　　コロダイ　４７ｃｍ

どうしても釣りをしたくて、お父さんに頼んで今年２月から釣りを始めました。
たまたま別府フィッシングに竿の修理に行ったら、釣りのことをいろいろと
教えてもらったので、どんどん釣りが好きになりました。

船釣りは夏から始めました。２回目に５０ｃｍくらいの真鯛を天秤で釣りました。
今回は、ひとつテンヤは３回目でした。　初めてのときに７３ｃｍ　４キロの
カンパチを釣りました。

錦江湾カップでは、真鯛の記録更新を狙いましたが鯛は小さいのが２枚で、
４７ｃｍのコロダイを釣りました。

釣りをスタートしてすぐから当たりがありました。　
場所移動しても当たりだけはありましたがエビの頭をかじられてばかりで、
なかなかヒットしませんでした。
鯛ではなくアラカブとかカワハギとかフグだったのかなと思います。

コロダイの引きはとても強くて、ドラグは出っぱなしでした。
弱くなったと思って巻くとまた出る、の繰り返しでした。
ずっと引きっぱなしだったので青物かと思いました。　
途中、船べりにしがみつきながら、やっとの思いで初めてのコロダイを
釣ることができました。
コロダイはイサキ科で食味は良だけど刺身やフライで食べたらとても美味しかったです。

初めての釣りの大会で、がんばっ鯛賞をもらえてとてもうれしいです。
もらった商品券で新しいテンヤの仕掛けを買いたいです。
次は、優勝してちゃんとコメントできるようにがんばります。

それから、大会の後に大きなコロダイや真鯛をたくさんもらいました。
とても美味しかったです。
ありがとうございました。


使用タックル

　ロッド：ダイワ紅牙　ＸＨ－２４０・Ｖ

　リール：ダイワセルテート　３０１２Ｈ

　ＰＥライン：ゴーセン メーターテクミー　ＨＳ８ＢＲＡＩＤ　０.６号

　リーダー：ダイワ　船ハリス真鯛　２.５号

　仕掛け：ダイワ紅牙タイテンヤ　ＴＧＳＳエビロック　夜光　キャンディ　８号

　ライン結束：お父さんが最近覚えたＦＧノット

外道大物賞

宮本　昂志 コロダイ　５６ｃｍ　　鯛４枚

初参加&初テンヤで外道大物賞、３位と言う結果に驚いてます。
今村さんの釣りを見よう見真似でやってみたらこのような結果が出ました！
流石です٩( ᐛ )و

また優勝を狙ってチャレンジしたいと思います！


使用タックル

ロッド　：　 借り物
　　　　　　ＣＢＳブランクス、マタギオリジナルイエローシートによる
　　　　　　特注手作り、ニイムラスーペシャルカスタムロッド２.４ｍ

貸主コメント　　本人もあれだけ曲げたり釣ったりしたことないロッドで
　　　　　　　　沢山の魚を掛けて、しかも、大物外道賞をとって頂き、
　　　　　　　　感謝です。　見ていて、良い曲をしていて、良いロッド
　　　　　　　　なんだと改めて、感心しました。　
　　　　　　　　ありがとうございました。


リール　：　 シマノ ハイパーフォース３０００

道　糸　：　ＰＥ１号

ハリス　：　１.５号 　２０メートル

テンヤ　：　 ダイワ 紅牙ｓｓ　５号 (固定)
　

総評

毎回、参加されていた常連、しかも強者参加者が、仕事、家庭、学校行事
などで、早々と、不参加の連絡があり、１３人と寂しい大会となったが、
初参加も５名ほど、唯一の小学生も参加となった。

過去最大枚数を記録したこの時期、１０月の絢美丸艇のホームページを
拝見してもそこそこ釣れているから、天気も良いし、ベタナギと絶好の
釣り日和となり、期待大での開催。
ただ、月末から今月初めまでの釣果が、あまり出ていないのと情報がない、
少し不安がよぎる。

しかし、スタート後、魚探をかけ、ポイントを回るが、鯛のあたりが少ない、
深場、浅場と攻めるが厳しい状況が続く。

遊漁船業のシステムが変わり、過去の時間より、１時間短くなった為、
時間も迫るが、枚数、サイズとも上がらない、大会が成立するのかと
不安もありましたが、何とか、３０ｃｍオーバーが１尾上がり、６人
ほど、ウェインできた。

過去最短魚、トータル枚数は５３枚と悪くないが、とにかくサイズが
小さい、迫力がない、次回のポスターが寂しくなりそうだ。

しかし、そんな中、参加者の皆様は頑張って大会を盛り上げてくれた。
ありがたいことだ。

今回、自慢出来るサイズではないか、また、主催者自らが前回に続き、
優勝をしてしまい申し訳なく思ったおりますが、大会史上初の春・秋の
二連覇となったことが、大会を盛り上げられたのではと・・・。

また、来年春の陣を開催予定だが、場所の変更など、鯛のサイズをもう
少し、上げたい気持ちもあるので、いろいろ検討したいと思います。

早朝より、遠路はるばるお越し頂き本当にありがとうございました。

また、次回春の陣でお会いしましょう。

最後に、今回、協賛店としてもご協賛頂きました、(株)別府釣具店様
には、心より御礼申し上げます。　有難うございました。

あんたが鯛賞

うまかっ鯛賞＆第４位（当日賞）

がんばっ鯛賞

大物外道賞＆第３位

第２位

第５位

第６位

エントリー順に抽選

優勝者＆三賞受賞者＆記念写真

りお丸　釣果画像

検量風景